なぜ、いま「施工予防」なのか
住宅の不具合や雨漏れの多くは、完成後に初めて問題として表面化します。
しかしその原因を辿ると、設計段階や施工中に「気づけたはずの兆し」が存在するケースは少なくありません。
現場で培われてきた判断力や経験は、十分に共有・体系化されないまま、個人の中に留まり、世代交代とともに失われてきました。
私たちは、そうした現場の知見を「社会の資産」として残し、再発を防ぐ仕組みをつくる必要があると考えています。
施工を「直す」から「防ぐ」へ
AQUAが提唱する「施工予防」とは、住宅の不具合を事後対応するのではなく、
設計・施工・維持管理の各段階で未然に防ぐ思想と技術の総称です。
設計・施工・維持管理の各段階で未然に防ぐ思想と技術の総称です。箇条書き(3点)
- 設計段階で防ぐ 劣化や漏水を生まない構造的な考え方を共有します。
- 施工段階で気づく 小さな違和感を見逃さない現場判断力を育てます。
- 維持管理で守る 点検・記録・診断を通じて、住宅の価値を長期的に守ります。
施工を一過性の作業ではなく、住宅の一生を支える文化として捉え直すこと。
それが、施工予防の本質です。
活動内容
住宅品質を守るため、当協会では次の4つの領域を軸に活動を行っています。
- 教育・育成 技術者・施工者・管理者を対象とした研修・講座の実施
- 研究・実証 施工不良や雨漏れ事例の収集・分析と再発防止の研究
- 資格制度 専門性を証明し、信頼性を高める認定制度の構築
- 記録・可視化 施工履歴・点検履歴を資産として残す仕組みづくり
資格制度について
住宅の品質を長期的に守るためには、個人の経験や勘に頼るのではなく、
専門性を社会的に評価・証明する仕組みが必要です。
AQUAでは、施工・診断・維持管理・保証対応といった分野ごとに、
体系的な学びと技術水準を示す資格制度の整備を進めています。
※資格制度の詳細は現在準備中です。
組織体制
当協会は、施工現場・建材開発・診断・維持管理・法務など、
住宅に関わる多様な専門家によって運営されています。
それぞれの立場と経験を持ち寄り、
住宅施工を「個人の技量」から「社会の仕組み」へと昇華させることを目指しています。
施工予防の考え方に共感される方へ
入会・連携・取材・講座開催などのご相談は、
お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

